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さくらレンタルサーバーへのsubversionのセットアップ

公開日: : 最終更新日:2014/05/22 web(システム開発)


今回はさくらレンタルサーバーへのsubversionのセットアップについて掲載します。

ko-atrandomとしてシステム開発をおこなっていくにあたり、複数人でのファイル管理を可能にするため、subversionを利用することにしました。

(subversionの何たるかについてはこちら)
セットアップする環境は以下になります。

—————————————————–

サーバー:さくらレンタルサーバー(共有サーバー)
OS:FreeBSD 9.1
利用するクライアント:
windows7 64bit

—————————————————–

手順1. サーバーへのsubversionのインストール

さくらインターネットの共有サーバーにsubversionをインストールします。

・ファイルのダウンロード/展開/インストール

tera-term等を利用してsshでログインし下記コマンドを順に実行します。

mkdir $HOME/src/
mkdir $HOME/src/subversion/
cd $HOME/src/subversion/
wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.7.13.tar.gz
wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.7.13.tar.gz
tar xzf subversion-1.7.13.tar.gz
tar xzf subversion-deps-1.7.13.tar.gz
cd subversion-1.7.13

・リポジトリの作成

続けて下記コマンドを実行し、リポジトリを作成します。

mkdir $HOME/local/svn
cd $HOME/local/svn
svnadmin create repos

以上でサーバー側の設定は終了です。

 

手順2.クライアントへのTortoiseSVNのインストール

手順1.で作成したリポジトリに対して操作を行うためのアプリケージョンTortoiseSVNをインストールします。

・TortoiseSVNのダウンロード/インストール

下記アドレスよりTortoiseSVNをダウンロードします。
(利用する端末に合ったファイルを選択してください。)
http://tortoisesvn.net/downloads.html

ダウンロードしたファイルを実行し、ウィザードに従って進めていけばインストールは完了です。必要な方はあわせて日本語化ファイルを取得して日本語化してください。

・sshで接続するための設定

適当なフォルダで右クリックをすると、メニューに「TortoiseSVN」が追加されているので、 「TortoiseSVN」>「設定」をクリックし、「ネットワーク」を開きます。

下部に「SSHクライアント」という設定があるので、下記のように設定します。

“C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe” -l {レンタルサーバーのユーザー名} -pw {パスワード}

インストール場所をデフォルトから変更していない場合は上記そのままで問題ありません。
インストール場所を変更している場合は変更した場所に合わせて設定してください。

以上でクライアントの設定は終了です。

 

手順3.動作確認

セットアップが完了したので、動作確認を行います。

・リポジトリブラウザを利用してリポジトリを参照

適当なファイルを右クリックして  「TortoiseSVN」>「リポジトリブラウザ」をクリックします。 URLの入力を求められるので、下記のように入力します。

svn+ssh://{レンタルサーバーのユーザー名}.sakura.ne.jp/home/{レンタルサーバーのユーザー名}/local/svn/

リポジトリブラウザーが開きます。 正常に接続できていれば、左側にディレクトリ階層のみ表示されます。 まだ何も登録していないので右側にはなにも表示されませんが、 ファイル/ディレクトリを登録していけば、右側に選択中のディレクトリの内容が表示されるようになります。

以上で完了です。

 

subversionを活用すれば、複数人でのシステム開発時に発生する様々なファイル管理の問題を容易に解消することができます。例えば、誤って他人の更新内容を上書きして消してしまうことや同時に同じファイルを変更した場合のマージなど、手作業でおこなうと手間が掛かったり間違ってしまうことも、subversionがある程度まで自動でおこなってくれる為、時間の削減やエラー回避につながります。
また、各変更ごとに変更ログを確認できるため、過去のある時点に戻すなど、共有ファイルとして一箇所で管理している場合では非常に困難なことでも容易におこなうことが可能になります。

もちろんシステムは万能ではないため、subversionを利用するにあたり利用者間でのルール作成は必要になりますが、最低限のルールさえ決めてしまえ大量で複雑なファイル管理もストレスなくおこなえるようになるでしょう。
ファイル管理に問題を感じている方は利用の検討をしてみても良いかもしれません。

 

 

 

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Comment

  1. paviliion より:

    失礼します。
    こちらの記事を参考にさくらレンタルサーバーにSubversion環境を作ろうとしております。
    質問なのですが、Subversionをインストールした後にリポジトリを作成する際
    mkdir $HOME/local/svn
    cd $HOME/local/svn
    svnadmin create repos
    こちらの「svnadmin create repos」で「bash: svnadmin: command not found」とエラーが出てしまいました。
    こちらのエラーについて解決方法などご存知でしょうか?

    • ko より:

      paviliionさん
      ブログを読んでいただきありがとうございます。

      「bash: svnadmin: command not found」と出ていますので、svnadminのある場所にpathは通っていないと思われます。
      「which svnadmin」と入力して「Command not found.」と表示されるようであれば、pathが通っていない事になりますので、svnadminのある場所へpathを通すか、
      絶対パスでコマンドを打つ必要があります。
      記事の通りの手順で作成したのであれば、
      「/home/kaocp/src/subversion/subversion-1.7.13/subversion/svnadmin create repos」
      となります。(versionが異なる場合は「1.7.13」の部分を書き換えてください。)

      それでもうまくいかない場合は再度ご質問ください。

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